市場普及状況(国内・海外)

国内におけるグリーンボンドの発行・投資への期待

国内においても、徐々にグリーンボンドの発行・投資事例が増加しています。2017年には発行総額が2,000億円を突破し、件数も10件に到達しました。発行は増えているものの海外と比較するとその規模や件数は十分ではなく、国内外の動きをとらえ、グリーンボンドを通じて、さらに多くの民間資金をグリーンプロジェクトへ誘導していくことが、国際的な合意事項である「2℃目標」や「SDGs」の達成には不可欠となります。

国内企業等によるグリーンボンド等の発行実績

イラスト:国内企業等によるグリーンボンド等の発行実績に関するグラフ
  • 2018年6月現在
  • 外貨建て発行分については、1米ドル=110円、1ユーロ=135円、1豪ドル=90円にて円換算
  • 各発行体ホームページ等をもとに環境省作成

海外の市場普及状況

近年、ESG投資の世界的普及なども背景に、国際的にグリーンボンドが急速に普及しています。英国の国際NGOであるClimate Bonds Initiative (CBI)が公表している世界のグリーンボンド発行実績によると、2012年には31億米ドルでしたが、2017年には1,608億米ドル規模の発行実績となっています。特に、アジア地域のグリーンボンド発行が急速に進んでおり、また、発行体の多様化も進んでいる状況です。

世界のグリーンボンド発行額の推移

イラスト:世界のグリーンボンド発行額の推移に関するグラフ
  • Climate Bonds Initiative HPのデータをもとに環境省作成

発行体の所属国・地域別の発行実績

イラスト:発行体の所属国・地域別の発行実績に関するグラフ
  • Climate Bonds Initiative “Green Bonds Highlights 2016”より引用

調達資金の充当対象別の発行実績(2016年及び2017年)

イラスト:2016年及び2017年の調達資金の充当対象別の発行実績のグラフ
  • Climate Bonds Initiative “Green Bonds Highlights 2017”などのデータをもとに環境省作成

2018年における世界のグリーンボンド月次発行額

2018年の世界のグリーンボンド発行額は、540億米ドルとなります(2018年5月末現在)。
2017年以前の世界のグリーンボンド発行実績については、世界のグリーンボンド発行額の推移をご参照ください。

イラスト:2018年における世界のグリーンボンド月次発行額のグラフ
  • Climate Bonds Initiative HPのデータをもとに環境省作成