HSBC France SA:発行概要

発行体名 HSBC France SA
フランス
発行(年・月) 2017年3月
発行金額 0.38億ユーロ
利率 -
償還期間 8年
調達資金の使途 エネルギー効率(ボイラー、ラジエーター、給湯器、太陽熱、コージェネレーション、再生可能エネルギー等)
プロジェクトの評価及び選定のプロセス 同社の持続可能性部門がプロジェクト候補をレビューし、グリーンボンド委員会が適格プロジェクトを承認。
調達資金の管理 同社のローン管理システム
レポーティング グリーンボンドによる調達資金の配分額や未配分額等に関する年次レポートを発行。
外部レビュー セカンドオピニオン(Cicero)
特徴等
  • Climate Bonds Initiative (CBI)が選出する高品質なレポーティング優良事例の一つ。全プロジェクトについて、プロジェクト名、調達資金のプロジェクト毎の説明などが表にされている点が、選定理由。
  • HSBCグループは、パリ協定と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するクリーンエネルギー、低炭素技術およびプロジェクトを開発するために、2025年までに1000億米ドルの持続可能なファイナンスと投資を提供するという目標を掲げている。また、2030年までに再生可能エネルギー源から100%の電力調達を目標として掲げており、2025年までに90%を暫定目標としている。
  • HSBCグループ最高経営責任者(CEO)のジョン・フリント氏は、「HSBCを始めとする銀行は、グリーンファイナンス市場の形成、また、グローバル経済が必要とする新たな製品・商品のデザインと開発に貢献する責任があり、同社のグリーンボンドは再生可能エネルギーや低炭素輸送などの環境便益を生むプロジェクトに対する資金調達を目的としている」としている。
  • HSBCグリーンボンドレポート2018(HSBC France SA発行)によれば、2015年の最初の発行以来、同社のグリーンボンドによる収益は17のプロジェクト/クライアントに亘って使用され、そのうち再生可能エネルギーに81%、エネルギー効率で8%、エネルギー効率の高いビルディングに1%が使用されている。
  • HSBCグループ全体で、2017年に48の顧客のグリーンボンド発行を支援し、2018年にはインドネシアでアジア初のソブリングリーンボンドの発行を支援した。また、2017年には、世界初となる企業の持続可能な開発のための債券であるHSBC SDGボンドも発行している。
  • 発行体ホームページおよびHSBC “Structured Green Bond Report 2018年度”、 HSBC “Green Bond Report 2018年度”、Climate Bonds Initiative “Post-issuance Reporting in the Green Bond Market”などをもとに環境省作成