気候ボンド基準及び認証スキーム

気候ボンド基準(Climate Bonds Standards: CBS)とは、英国の国際NGOであるClimate Bonds Initiative (CBI)が策定している基準で、認証プロセス、発行前・発行後要件やセクター別の適格性・ガイダンスが含まれており、「グリーンボンドの環境に対する貢献度についての信頼性や透明性を確保すること」を目的に作成されています。

気候ボンド認証スキームの概要

  1. 適格なプロジェクト及び資産の選定

    「気候ボンド基準」はこちら(英文)を、「気候ボンド」の分類についてはこちら(英文)(2018年9月更新)をご覧ください。

  2. 第三者レビューの手配

    承認された認証機関による第三者レビュー後、気候ボンド基準委員会から、気候ボンド認証が付与されます。認証機関の一覧はこちら

  3. 追跡及びレポーティング

    投資家に対して、毎年レポートを行う必要があります。プロジェクト及び資産の市場価値は、起債額と同等またはそれ以上でなければなりません。

気候ボンド基準では、7つのセクター別基準(下表参照)が運用されており、当該グリーンボンドが対象とするプロジェクトおよび資産の適格性の判断において、該当するセクター別基準を満たしている必要があります。また、2018年8月現在6つのセクター別基準が開発中です。

運用中のセクター別基準 現在開発中のセクター別基準
風力発電 バイオエネルギー
太陽光発電 森林
地熱発電 水力発電
海洋再生可能エネルギー 土地保全・復旧
低炭素ビル 土地利用
クリーンな輸送 廃棄物管理
水インフラ  

気候ボンド認証を取得するには、当該グリーンボンドが気候ボンド基準(セクター別基準)を満たしていることについて、気候ボンド基準委員会から承認された認証機関のレビューを受ける必要があります。そして認証機関のレビュー結果をもとに、気候ボンド基準委員会が気候ボンド認証の付与を行います。

Climate Bonds Initiative(CBI)”Overview: Climate Bonds Standard”、Climate Bonds Initiative(CBI)”Climate Bonds Standards: How to Get Your Bond Certified” を基に環境省作成